昨日の続きです。私の見立てた、体がスカスカのスズメ、昨日、挙げた写真を撮影後に、食事の様子を観察が出来ました。普段、見られるのは、観光客が鳥に与えたパンや食べこぼした食料へと行きますが、今回は違い、草へ降り、雑草が咲きこぼれた種子を食してました。これが、発芽し間もない種子を沢山食して、人の食べ物には、見向きもしませんでした。
鳥を丁寧に飼育した方なら、ご存知ですが、発芽して間もない種子は、発芽してない種子と比較してかなり栄養価が高く好んで食するものです。栄養状態がかなり悪いこの仔なら当然の事と思います。鳥の立場から見ると人の食べ物は、科学物質の塊、高脂肪、高塩分でジャンクフードと同じですから。また、6月20日に挙げたお父さんスズメ、子育てでやや栄養状態の悪いスズメも同様でした。CMで「自然は大きなHOSPITAL」と放送してましたが、その、一場面を覗いた感じです。
ただ、ここは、雑草が伸び始め、花が咲き始めると、手入れ。人の見た目は良いのですが、種子目的の野鳥は、死活問題、一時、手入れした時に出てくる虫目当てのムクドリ、セキレイ等は特需です。
6月22日に取上げたスズメ
6月20日に取上げた、お父さんスズメ
2011/6/19